鵺(ぬえ)退治
- 2020.07.16
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二条城近くにある二条公園。
公園の北西方向に「鵺池碑」があり、
丑の刻(午前2時頃)、東の森の方から黒雲が湧き上がり、御所の上空を覆いつくし、
黒雲から怪しげな鳥の声がしたため、
第76代近衛天皇(このえてんのう 1139〜1155 17歳。一説には高倉天皇、あるいは二条天皇とも)は怯えられ、
怪鳥の退治を弓の名手・頼政に命じました。
頼政が黒雲めがけて矢を放つと、
頭は猿、胴は狸、尾は蛇、手足は虎の姿
をした怪物が落ちてきました。
源頼政といえば、平清盛の信任を得て、源氏としては破格の従三位に叙せられます。
しかし、以仁王(もちひとおう 1151〜1180 30歳 後白河天皇第3皇子)の平家打倒の挙兵に加わり、やがて宇治平等院で自害します。
伝説の鵺池まで作ってしまうとはさすが京都です🤗!
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