京都御苑…出水の小川と枇杷殿

子どもの遊び場所が少ない京都市内ですが、狭いながらも



京都御苑の南西にある「下立売御門(しもたちうりごもん)」を入り、すぐ左手に、



「出水の小川」が流れています。

この小川は孫がちっちゃかった時に水浴びした思い出の場所です。

出水の小川の北(蛤御門の近く)に、藤原長良(ふじわらのながよし 802〜856)の邸宅「枇杷殿跡(びわどのあと)」があります。

長良は権中納言の官位で終えますが、彼の三男・藤原基経(ふじわらのもとつね 836〜891)が藤原良房の養子となる事により、五摂家はじめ多数の公家を輩出することになりました。のちに藤原道長(966〜1028)と次女・妍子(けんし 994〜1027)の住まいでもありました。

妍子は道長の娘たちの中でも美しく、派手好きだったと伝わります。

栄華をきわめたものの、道長は六女・嬉子(1007〜1025 19歳)に続き、妍子にも先立たれます。

また、第67代三条天皇(976〜1017 皇后は妍子)がこの屋敷で第68代後一条天皇(1008〜1036)に譲位した地でもあります。

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