「祇園の舞妓」より…その2
- 2021.02.24
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4〜5年すると舞妓さんから芸妓へ。
舞妓として最後の10日間だけ舞う
「黒髪」です。

そばにいない恋しい男性を思う女性の愛のせつなさを表現し、舞妓としての集大成の舞です。

舞妓として最後の10日間だけ許される日本髪⇒先笄(さっこう)
※笄(こうがい)は髪をかき揚げて髷を形作る結髪用具
鶴と松の花かんざし。

複雑…でも、キレイ!
既婚女性が結っていた髪形にお歯黒もして、新妻気分を味わう伝統とか。
舞妓は昔の子どもの格好。
芸妓になると着物の袖が短く、かつら(島田)になります。
舞妓さんから芸妓へ。

島田髷は江戸時代の未婚女性の定番の

髪形です。

ベテランかつら職人さんの、

髷を結う時の

手仕事に

😳。

芸妓になってから最初の1週間は黒紋付で過ごします。

着付けは男衆(おとこし)と呼ばれる男性2人。

置屋の女将さんが60年前に着た黒紋付。

芸妓としての初仕事は祇園のお茶屋さんに挨拶まわりです。
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