本法寺2…光悦の「巴の庭」

本阿弥家は元来、足利幕府に仕えて刀剣の鑑定や研磨を生業としていましたが、光悦(1558〜1637)の曽祖父が第6代将軍・足利義教の怒りに触れ投獄された際に獄中で日親上人と出会い、熱心な法華信者となり、本法寺を菩提寺として支えます。



長谷川等伯の涅槃図(複製)を拝見したあとは庭園へ。

光悦垣です。





3ヶ所の巴(コンマあるいは勾玉のような形)の築山とのことですが、経年により巴の形は解りづらくなっているとパンフレットにありました。

①の築山



②の築山



③の築山



そして、”光悦のつくばい”です。



そして、中央には日蓮の”日”を表す半円を2つ組み合わせた円形石と、



日蓮の”蓮”を表す十角形の蓮池が



配置されています。

本法寺を入る時に気になった花?です。調べると地湧金蓮(ちゆうきんれん)というバショウ科の植物で、



イソギンチャクみたいな形をしたのが花です。花が咲き終わると黄色い苞(ほう 葉の一種)が開き、次の花が出てきて開花し、その繰り返しで5〜11月まで咲き続けるとか。



玄関右手には若々しいソテツもありました。

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