水火天満宮…道真の霊が降り立った登天石
- 2021.10.08
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1378年に創建された日蓮宗京都十六山のひとつです。
信徒で豪商・小野妙覚の外護により当初は四条大宮(妙覚の邸宅)に建てられました
寺伝によると大門は聚楽第の裏門を移築したといわれます。

立派な本堂の左手に、

拝観事務所があったのですが

拝観休止となっていました😢。
気を取り直して近くの「水火(すいか)天満宮」へ。
1952年、堀川通の拡張に伴い上天神町より移転。

水火天満宮は923年に火難・水難除けの守護神として建てられ、

延暦寺僧・尊意が菅原道真公の神霊を勧請したと伝わります。
「出世石」は、近年出世した人が寄進とありました。

雷雨の中、鴨川の石の上に菅原道真公の神霊が現れますが尊意(866〜940 第13代天台座主)が祈ると道真公は天に昇り雷雨が静まりました…その時の石と云われる「登天石(とうてんせき)」です。

眼病に効くといわれる「金龍水」???(間違っているかもしれません)

最後まで道真公に付き添い奉仕し続けた白太夫→道真公の父・是善は長男や次男を相次いで失ったことから、伊勢豊受大神宮にいた渡会春彦に安産祈願を頼みます。
やがて道真公が生まれると養育係として京都に招かれました。

「玉子神石(たまごじんせき)」は妊娠5ヶ月目にこの石を拝むと安産になるとか。

堀川通からも参拝できます。
狭い境内ですがご神徳がいっぱいです!

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