ばあばお気に入りー智積院ー





七条通の東突き当りに智積院があります。真言宗智山派の総本山です。全国に3000余の末寺があり、成田山新勝寺(なりたさんしんしょうじ)や川崎大師平間寺(かわさきたいしへいけんじ)、高尾山薬王院(たかおさんやくおういん)等名だたる寺を擁し、檀信徒数30万人にのぼります。

真言宗智山派は1585(天正13)年、豊臣秀吉によって焼き滅ぼされた紀州の根来山智積院(ねごろさんちしゃくいん)の再興を願いつつ、多くの学僧と共に、高野山や京都と難を逃れていた玄宥僧正(げんゆうそうじょう 1529〜1605)が徳川家康より拝受し復興させたことを端緒に創建された宗派です。



1975(昭和50)年、弘法大師ご誕生1200年記念事業として建てられた立派な金堂です。





来年の6月に完成予定の智積会館の工事現場です。完成のあかつきには一度宿泊したいと思っています。







智積院の一部は3歳で亡くなった秀吉の愛児鶴松(1589〜1591 母は淀殿)の菩提を弔うために建立した祥雲禅寺でした。

いよいよ名勝庭園がある講堂に入ります。





中国の名山・廬山を模して造られた庭園です。廬山は宗教的な聖山でもあり、文学や芸術にも影響を与え、山水画発祥の地ともなりました。

この広い空間を数分…一人占め…しました。雨の中、滝の音だけが響いていました。



平安時代の映画のロケ地になりそうです。「陰陽師」のように平安時代の面白い映画を待っているのですが…。



苔が素敵だったので。



きれいな女子トイレでした。



車椅子も。



鐘楼近くの青もみじ。紅葉の季節にまた訪れる予定です。

智積院はお気に入りの寺社のひとつです。

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