紅葉前の東福寺界隈その3 真面目に参拝を…光明院



東福寺を通り過ぎて南へ。入り口から整然とし、緊張感が走ります。





玄関近くに大きなアリが。少し、ほっこり。





入り口の竹筒に志納金を入れて寺内へ。
創建は1391(明徳2)年。本尊は釈迦如来です。
光明院は重森三玲(しげもりみれい 1896〜1975 80歳 岡山県出身)が1939(昭和14)年に作庭した「波心庭」が有名です。通称「虹の苔寺」なのですが、立ち並んだ石ばかりに目がいってしまい、苔の存在に気がつくのがおくれました。



大小75個の石は「光明」が放射状に放たれている様を表現しています。
光明…①あかるい光 ②希望 ③仏の慈悲と智慧とありました。すべてにあてはまるような大きな庭です。
背後のツツジは「雲」を、白砂は「大海原」を表現しています。



落ち着く場所を探して行ったり来たり、結局は最初に戻りました。





玄関までモダンなお寺です。

光明院はJR東海のキャンペーン「そうだ京都行こう(2000年の秋)」のポスターに登場します。キャッチコピーは
“「日本のガーデニング」です。どなたか、この美しさについて、論理的、科学的に説明していただけませんか”でした。
また、石原裕次郎(1934〜1987 54歳)さんが出演する「松竹梅」のCMにも登場します。
自らプロダクションを創り、うまくいかなかった時期に松竹梅のCMがどん底の経営を支えたとありました。和尚役の宇野重吉(1914〜1988 75歳 福井県出身。寺尾聰の実父)さんが「喜びとは」と問い、裕次郎さんがにこっと笑って、「呑むことよ」と応える場面でした。
さあ、次はいよいよ東福寺です。

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