渡瀬恒彦さんが好きだったラーメン

嵐電「帷子ノ辻(かたびらのつじ)」駅で下車。駅を出て、南に進むとすぐに「大映通り商店街」の看板をかかげた街灯が見えてきました。
「帷子ノ辻」は第52代嵯峨天皇(786〜842 57歳)の皇后・橘嘉智子(たちばなのかちこ 786〜850 65歳 檀林皇后ともいわれる)が亡くなり、棺にかけられていた帷子(かたびら 絹や麻糸で織った着物)がこのあたりを通った時に風に舞ってはらりと落ちたことから「帷子ノ辻」と呼ばれるようになりました。
橘嘉智子は美しく、藤原冬嗣との縁から(嘉智子の姉は藤原冬嗣の義弟の妻)立后されたといわれています。また、嵯峨野に日本最初の禅院・檀林寺を創建しました。
嵯峨天皇との間に第54代仁明天皇(にんみょうてんのう 810〜850 41歳)、第53代淳和天皇の皇后・正子内親王(810〜879 70歳 仁明天皇とは双子?)ほか1男4女を出産しています。
交差点を渡りいよいよ商店街へ。



フィルムを模したオレンジラインの道を歩いているとスーパーの前に高さ5mの「大魔神」像が現れました。



大魔神は大映京都撮影所で1966(昭和41)年に制作された、特撮の時代劇映画です。
「美濃屋」さんです。



藤田まことさん(1933〜2010 78歳 大動脈瘤破裂)が通ったお店です。

「三吉稲荷」です。



日活撮影所が建設された際に、近くの竹藪が切り払われ行き場を失ったキツネやタヌキの慰霊のために日活関係者が竹藪の中にあった2つの祠を当地に移しました。
牧野省三顕彰碑は2001年に建てられました。牧野省三(1878〜1929 52歳)は日本映画の父と称され、津川雅彦(1940〜2018 79歳 心不全)さんの祖父にあたります。お昼は東映京都撮影所前にある「ふたば」さんで豆大福を買い、





ふたばさんの隣の「開花(かいほう)」さんで渡瀬恒彦(1944〜2017 74歳 胆嚢癌による多臓器不全)さんが好きだったという辛ラーメンを頂きました。



ニンニクたっぷりで「早い、安い、元気の出る味」でした。





それよりもかしわの「唐揚げ」が外パリパリ、中ジューシーでとても美味しかったです。それに、唐揚に添えられていたサラダのキャベツがこれかとばかりに細く切ってあってドレッシングによくあっていました。ご馳走さまでした。

途中、私の好きな漬物やさんの「もり」で「旬かさね」を買いました。

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