泉涌寺塔頭…法音院
- 2020.02.18
- 未分類
1326(嘉歴元)、無人如導によって泉涌寺内に創建されますが、応仁の乱で焼失。
江戸時代の1664〜1665年に幕府や旗本・本多正貫(1593〜1672 80歳)夫妻の支援で現在地に再建されました。
1951(昭和26)年から始まった「泉涌寺七福神巡り」の第7番・寿老人(じゅろうじん)が祀られています。
寿老人は中国の伝説上の人物です。
頭が長く、巻物をつけた杖を携えて、うちわや桃を持ち、鹿を連れたお姿です(鹿を連れているのが福禄寿との違い)。
知恵授け・延命長寿・身体健全・富財・福徳円満・家庭円満・厄払い
といったご利益があります。
ご本尊はめずらしく、
「不空羂索(ふくうけんじゃく・ふくうけんさく)観音」さまです。
不空→むなしい思いをさせない
羂索→古代インドで狩猟に使った投げ縄
の意で、
あらゆる困難・苦難・災難を持っている縄で取り除き、救ってくれる観音さまです
【 健康長寿・病気平癒・財福授与・美しくなる・罪障消滅・極楽浄土に行ける】
帰り際、寺内の若松のあおさにハッとしました。
-
前の記事
即成院その3…1度見てみたいです。 2020.02.17
-
次の記事
霊鑑寺その1…幻の徳川11代将軍と霊鑑寺4世宗恭女王のこと 2020.02.19