泉涌寺塔頭…法音院

泉山七福神のひとつ「寿老人」が祀られている「法音院(ほうおんいん)」です。



1326(嘉歴元)、無人如導によって泉涌寺内に創建されますが、応仁の乱で焼失。

江戸時代の1664〜1665年に幕府や旗本・本多正貫(1593〜1672 80歳)夫妻の支援で現在地に再建されました。



1951(昭和26)年から始まった「泉涌寺七福神巡り」の第7番・寿老人(じゅろうじん)が祀られています。



寿老人は中国の伝説上の人物です。

頭が長く、巻物をつけた杖を携えて、うちわや桃を持ち、鹿を連れたお姿です(鹿を連れているのが福禄寿との違い)。

知恵授け・延命長寿・身体健全・富財・福徳円満・家庭円満・厄払い

といったご利益があります。



ご本尊はめずらしく、

「不空羂索(ふくうけんじゃく・ふくうけんさく)観音」さまです。

不空→むなしい思いをさせない

羂索→古代インドで狩猟に使った投げ縄

の意で、

あらゆる困難・苦難・災難を持っている縄で取り除き、救ってくれる観音さまです

【 健康長寿・病気平癒・財福授与・美しくなる・罪障消滅・極楽浄土に行ける】



帰り際、寺内の若松のあおさにハッとしました。

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