堀川通の七不思議その10…芹根水(せりねのみず)
- 2020.03.14
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「芹根水」は、堀川の西岸のたもとから湧き出ていた水で平安時代より霊水として知られました。
江戸時代、芹根水の湧き出口が堀川と同じ水位にあった為、川の水が入らないようにと書家の松下烏石(まつしたうせき 1699〜1779 )が井筒を寄進しました。
しかし、1914(大正3)年、堀川の改修工事の時に濁水が混入し、芹根水は枯れました。
芹根水の石碑の近くに建っていた、
「文房四神之碑」です。
書家の松下烏石(烏石葛辰 うせきかっしん)は明和年間(1764〜1772)に江戸から京に移り、西本願寺の賓客として晩年を送り、洛水名水の保存に務めました。帰り道、京都市上下水道局七条庁舎前にさりげなくミズタコが泳いで?いました。梅小路公園内の鉄道博物館も新型コロナウィルス感染症のために閉館中でひっそりしてました。
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