青もみじの東福寺…その3

開山堂から、



庭園へ。



誰もいません。



「愛染堂」です。



愛染堂に安置されている「愛染明王」です。

愛を聞き届けてくれる仏さまと同時に戦う仏さまでもあります。

凄い迫力の愛染さまです!

2009年NHK大河ドラマ「天地人」の主人公・直江兼続(なおえかねつぐ 1560~1620)の兜にある「愛」の文字は愛染明王の愛に由来するとか。

※直江兼続役は妻夫木聡(1980~福岡県柳川市出身。小学2年生の時に航空会社の整備士をしていた父の転勤で横浜に)さんでした。



東福寺にはイロハモミジやトウカエデなど2000本のカエデが植えられています

カエデは葉の形がカエルの手に似ていることから「蛙手」→略してカエデとなりました。

また、カエデの中でも葉の切れ込みが深く、形が美しいものをもみじと呼んでいます(諸説あり)。

イロハモミジは切れ込みが深い葉が5〜9裂あり、この裂片を「いろはにほへと…」と数えたことに由来します。

トウカエデ(唐楓)の葉は3つの浅い裂になっています。

ちなみにカナダの国旗は「サトウカエデ」、カエデは英語で「メイプル」→メイプルシロップはカエデの樹液を濃縮した甘味料でカナダの名産品です。



昔、色を表す言葉は、

・赤→明るい

・黒→暗い

・白→はっきりした

・青→はっきりしない、淡い

しかなく、青は若々しい、みずみずしい色を指し、緑だけではなく紫や灰色までも青という言葉が使われていました。

緑もみじではなく青もみじです。

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