🐁東山縦断…大文字山へ
- 2020.12.02
- 未分類

岩盤で下に根が伸びないのか根っこだらけの道が続き、

小石、中石?ごろごろ、
調べると東山は断層の活動により隆起してできた山で明確な頂きを持たない山が多いとありました。

せっかくここまで育ったのに根こそぎ倒れていた木に哀れみを感じたり、

倒木の多さに驚いたり。

見渡せば幾重にも山が重なり合っていました。
60人余りの方とすれ違いましたが、同年輩者が多かったです。
途中で迷いかけましたが、なんとか、標高472mの如意ヶ嶽(にょいがたけ)に到着。
如意ヶ嶽は京都市左京区と滋賀県大津市の境界になっています。
山中にはかつて大規模な三井寺別院・如意寺があったとか。

如意ヶ嶽山頂から、
西方1.3km強の”大文字送り火”の火床を目指すのですが、

結構、急な山道で、

救助用の標識もありました(2018年には9件の遭難が発生)。

30分かかって大文字山(標高約465m)に到着。
まるで、京都の町が飛び込んでくるようです。

家族連れや若い人たちがお弁当を食べていました。

火床近くには、お大師さん(空海)が祀られています。
8月16日、浄土院ご住職が大師堂前で法要を行い、その後、75個の火床に点火されます。
送り火の起源については、
○平安初期「空海」説
○室町中期「足利義政」説
○江戸初期「近衛信尹(このえのぶただ)」説
など諸説あります。
2000年12月31 日午後9時には、21世紀の到来を記念して五山送り火が灯されました。
準備期間も含め大晦日の忙しい時間を費やされたご苦労は並々ならぬものがあったと思われます

しばし休息した後、今度は大文字から銀閣寺方面へと下ります。

登る時は息が切れ、下りる時は膝に堪えます。

だいぶ下りた所で川が流れていました。
-
前の記事
2020紅葉…のんびりとお抹茶を・来迎院にて。 2020.12.01
-
次の記事
こんな所に…楓花にて 2020.12.04