仁和寺①…現存最古の紫宸殿
- 2021.06.24
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嵐電北野線「御室仁和寺駅」下車。
目の前に「二王門」が見えます。
二王門を入ると、
広々とした境内が広がります。
御殿には何回か拝観(どんな部屋だったか忘れてますが…😆)してるので、今回は無料ゾーンを巡りました。
仁和寺の創建は仁和4年の888年。
初代住職・宇多法皇(第59代天皇、10年で退位)が父・第58代光孝天皇のために阿弥陀如来を作らせたのが仁和寺の初めとされます。
宇多天皇は菅原道真を重用した天皇でもあります。
※光孝天皇は第54代仁明天皇の第3皇子。第57代陽成天皇が母方の叔父・藤原基経によって廃位された後に55歳で即位されます。在位884~887。
中門すぐ左手に「御室桜」が見えます。
樹齢300年以上の遅咲きの八重桜が200本ほど植えられています。
御室桜の特徴は高さ2~3mと低いこと。地下2~3mの所に粘土層があり、根の成長を妨げているとか。
さらに進むと右手に1644年建立の五重塔が見えます。高さ36m余、5つの屋根の大きさはほぼ同じです。
内部には大日如来、その四方にも仏さまが安置されています。
境内の一番奥に、
国宝の金堂があります。
1613年造営の内裏紫宸殿(京都御所)を寛永年間(1624~44)に移築したものです。
現在、最古の紫宸殿で、堂内には本尊の阿弥陀三尊像が安置されています。
前回(2018年10月)、じいじと孫ちゃんと訪れた時は、372年ぶりに金堂内の五大明王壁画を公開していました(拝観料が高く、行列が出来ていた等で見ていません😢。)
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