玉の輿?御辰稲荷神社



市バス202系統で熊野神社下車、山の方角にしばらく進むと

“御辰稲荷神社”があります。

第113代東山天皇の側室の夢に白狐が現れ、

「御所の辰の方角(東南)にある森に祀って欲しい」と言われ消えてしまいました。



そこで、御所の東南にあった聖護院の森に祠を建てたのが始まりとされています。

狭い境内にはビッシリと



神さまが鎮座。

辰の字が達成の”達”に繋がるために芸事の神さまとしての信仰も受けました。

また、

「京の風流きつねは碁の好きな宗旦きつねと琴の上手な御辰きつね」と歌われました。

※宗旦きつね…相国寺に住んでいたきつねは千家3代目の千宗旦に化けて茶室に現れることがあり、江戸時代の終わり頃まで生きていたと云われ、お礼にもらったネズミの天ぷらを食べて神通力を失い井戸に飛び込んで死んだとの伝承があります。



かつて、御辰稲荷を信仰していた貧しい夫婦が願掛けの満願の日(100日)に境内で寝てしまい、目が覚めると黒い小石を握りしめていました。



その黒石を神棚に祀るとやがて女の子が生まれ、その娘が大名の側室となり親子共々幸せに暮らしたとか。



亀石大明神。



初辰大明神。

こちらもよろしくお願いします↓

にほんブログ村 旅行ブログ 京都旅行へ
にほんブログ村

京都ばあばイチ押し!京都観光のガイドブック