平安京を歩く⑫ 中川あたり

京都御苑清和御門を出てすぐに萩の名所、

梨木神社があります。

その参道にマンションが建っていたのには驚きました。



社殿の修復などの資金集めも思うままにならず、2013年(平成25)にマンション開発業者に60年の定期借地権で貸し出しますが、神社本庁の承認を得られずに神社本庁から離脱したとか。



今はマンション北側に二の鳥居があります。



梨木神社の創建は明治18年。

祭神は三條實萬(さねつむ)およびのちに子息の實美(さてとみ)が合祀されています。



境内に京都三名水のうち唯一現存する



“染井”の水があります。

宮中用染所として用いられたとありました。

※京都三名水

染井・縣井・佐女牛井

梨木神社西側に、

“中川の家候補地”の説明板があります。



中川は源氏物語の中で、

〇花散里邸(桐壺帝女御・麗景殿の妹)と設定

〇光源氏が方違えで紀伊守邸を訪れた時に空蝉に出会った場所

〇藤原道綱母も中川の近くに住んでいた

と度々登場します

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