釘抜地蔵さん…弘法さんの霊水

近くまで行ったので、釘抜地蔵さんにご挨拶。

819年空海によって創建されたと伝えられています。

私たちのもろもろの苦しみを抜き取ってくれる=苦抜(くぬき)地蔵さんです。



一説には手の病気に苦しむ商人の夢に地蔵菩薩が現れ、手に刺さっていた2本の恨みの釘を抜いて救ったことから釘抜地蔵と呼ばれるようになったとも。



本堂前には日本画家・堂本印象(1891〜1975)が母親の病気回復祈願のために奉納した釘抜モニュメントがあります。



いつ参拝しても人が絶えないお寺ですし、時折、



お堂の周囲でお百度を踏んでおられる姿も見かけます。

地蔵堂を願いごとを念じながら竹の棒を回数分持ち、右回りで100回もしくは数え年の数だけまわり、一周ごとに正面で参拝し持った竹を箱に戻していきます。



地蔵堂の壁には苦しみから開放され奉納した八寸釘と釘抜きを貼り付けたお礼絵馬で埋め尽くされていました(その数1,000枚とも)。



地蔵堂後方には墓所に通じる路地があり、





墓地内には空海さんが自ら掘ったとされ、祈祷する時に使われた加持水の



井戸が残っています。

霊水を患部に塗ると霊験があるとされますがコロナ禍のためか近くには柄杓がありませんでした。

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