💫ばあばのひとり旅…上野②お江戸の辯天さん

清水観音堂から不忍池にある辯天堂(べんてんどう)を目指します。



新型コロナ感染症の影響からか、閉門ぎりぎりのためか人影もまばらでした。



不忍池(しのばすのいけ)には枯れた蓮の茎でしょうか?



当初は船で行き来してましたが、1670年頃には橋が架けられました。

不忍池辯天堂は江戸初期に天台宗東叡山寛永寺開山・慈眼大師天海大僧正(1536〜1643 108歳)によって建立されました。

江戸幕府第2 代将軍・徳川秀忠から上野の山を与えられた天海は、様々なお堂を京都周辺にある神社仏閣に見立て建立しました。

天然池である不忍池を琵琶湖に見立て、もともとあった聖天さまが祀られていた小さな島を琵琶湖の竹生島に見立て、辯天堂を竹生島の「宝厳寺(ほうごんじ)」に見立て建立しました。

昭和20年の戦災で焼失しますが、昭和33年に八角形のお堂に復興されました。



ご本尊は宝厳寺から勧請した、

八臂大辯才天(弁財天 はっぴだいべんざいてん)です。

8本の腕を持ち、各々腕には人々を煩悩の苦しみから救う弓や刀を持っています。

9月の巳成金大祭(みなるかねたいさい)の時にご開帳されます。

老人の顔に身体は蛇⇒宇賀神さんは穀物や福徳の神さまとして信仰され、



弁天さんのそばには何故か宇賀神さんが控えていることが多いです🤔。

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